最新の”くるピタ”ランドセルをチェックしてきました!!②(くるピタの内装編)
”くるピタ”ランドセルを早速チェックしに行ってきました!の第2弾です。
今回は内装にしぼって語っていきますね。
そもそもランドセルの内装ってどこ??ってなりますよね。
私が言う内装はランドセルの内側、広マチの内側や、小マチの内側、前ポケットの中の部分となります。カブセ裏も内装にも含まれるかもしれませんが、カブセ裏は特殊な素材なので一旦省いておきます!
やはり物を出し入れする部分なので重要ですよね。
そして、ここを見ればランドセルのこだわりが分かります。。。
また別の記事で紹介しますが、この部分は意外とこだわると手がかかる。。。
その割に見えない部分なので、省かれがちなんですよね。
コストダウン、重量低減でカットしていくのがこの部分なんです。
ランドセルって表面だけに目がいきがちなんですが、やはり6年一緒の相棒。中身も重要なんですよね。
それでは、くるピタランドセルの広マチの内装から見ていきましょう。
浮いてますねー。。。
致し方ないところもあるんですよね。
汚れが落ちやすいPET素材などは軽くてよくランドセルの内装材に使われているのですが、軽いので薄い!なのでこれ一枚だけだとどうしても鋲部分とかが浮いてしまうんです。
でも、この部分に教科書とかいろいろ引っかかったりして、色移りしたり汚れがたまってしまう原因にもなるんです。
軽くしたいのか、コストカットしたいのかは分からないので絶対悪とは言えないのですが、改善したいポイントですね。
貼り方はきれいだし、一応底板もあるので及第点ですかね!
少し質感とか色は安っぽさを感じさせるのが残念。
次はランドセルの小マチ内装にいってみましょー!
まぁよくある心材裏生地むき出しパターンですね。
ここは正直各社同じ仕様が多いですね!縫い目はしっかりしてますね。問題なし!
最近はここの部分の容量が広がったり、タブレット収納になったり、はたまたなくなったりしていってますね!もともと用途がはっきりしなかったので良い傾向だと思います。
では最後のランドセルの前ポケットの内装にいってみましょー!
しきりの芯材がむき出しパターンですね。
きれいにはしてるかなー。Dカン一つとシンプルな感じです。
前側には芯材は貼ってないですね!
すこし残念な感じですねー
くるピタのランドセルの内装の総合点は・・・・55点!!
錠前にコストがかかっているのか、内装に力入ってないですねー。
昔の構造となんら変わってないと感じてしまいます。錠前を進化させた開発力企画力を是非ここにも発揮してほしいですね!
次の記事では機能にフォーカスしたいと思います!
お楽しみにー
©元ランドセルメーカーのベテラン社員一人語り